海外FX会社には、日本のFX取引会社にはない魅力があり、トレーダーに多く利用されています。便利な一方、日本の厳しい金融ライセンスに合格する必要がないため、詐欺サイトも散見されます。
今回は、海外取引所として投資グループで紹介されるVarna Tradeは詐欺なのか？どうやって勧誘される？口コミ評判を徹底調査しました。
海外FX取引 Varna Tradeとは？
公式サイトには以下の記載があります。
米国Varna Tradeの日本支社であり、本社はオクラホマ州タルサにあります。アメリカ中西部と南西部で小売と商業銀行のサービスを提供し、アメリカの50社の最大の金融サービス会社の一つであり、オクラホマ州の最大の金融サービス会社でもあります。近年、多くの重要なプロジェクトを支援して30億ドル以上を調達しました。Varna Trade は現在、政府や企業のために40億ドル以上の資産を管理しており、今回のイベントを通じて日本の投資家に弊社を認めてもらい、日本市場での知名度を高めていきたいと考えております
https://varnatradefx.com/jap/about
日本支社があるということですが、日本支社についての記載はありませんでした。
海外FX取引 Varna Tradeは詐欺？
2023年11月9日時点で、Google検索をしても、Xで検索しても、クチコミは全くありませんでした。私が潜入したLINEグループで聞いた話によると、23年11月7日現在で、1年以上前から日本人向けにサービスをしているということでした。1年以上前からサービスを提供しているのにクチコミがゼロというのは怪しさ100点満点です。
海外FX取引 Varna Tradeは詐欺？安全？
詐欺である可能性が極めて高いです。その理由は以下の通りです。
WEBサイトの表記がおかしい
WEBサイトにアクセスすると、「ようこそ使用」という怪しい日本語が表示されます。
登録画面に進むと、「ひそかに言う」というまたも謎の日本語が現れます。
このような表記は簡単に修正できるものであり、間違っているまま放置されているのは非常に怪しいです。
ドメインの情報に矛盾がある
Varna Tradeのサイトのドメインを調査すると、サイトドメインが取得されたのは2023年の10月17日となっています。1年以上前から使用しているというクチコミと矛盾します。
また、アメリカの企業だとサイトに説明があるのに、ドメイン取得は香港となっています。
所在地の記載がない
本社はオクラホマ州タルサにあると記載がありますが、住所は、ニューヨークと記載されています。
Empire State Building, 350 5th Avenue, New York, NY 10118, United States.
エンパイア・ステート・ビルディングはとても有名なビルで、シチズンやシャッターストック、リンクトインなどの有名企業が入っている賃料が高めのビルです。Varna Tradeのような無名の企業が入れるようなビルではないでしょう。
また、本当に所在しているとしたら、フロアや部屋番号の記載があるはずです。
出金できないという相談がある
出金はいつでも簡単にできるといっていますが、出金の申請を出しても渋られたり、出金手数料や税金などの言い訳をつけてさらに支払いを求められることなどがあるようです。
海外FX取引 Varna Tradeを知った経緯
私がVarna Tradeを知り、詐欺だと確信した経緯についても触れておきます。Varna Tradeを知ったきっかけは投資関係のLINEグループです。
Instagramの広告で、投資勉強に関する広告が流れてきたため、興味本位でクリックしてみたところ、とある個人のLINE登録ページに遷移しました。（最近Instagramの広告では投資関係で個人とのLINE友だち登録を促すものがとても多くあります。）その個人と捨てアカで友だちになってみたところ、投資歴や今持ってる銘柄を分析するから教えてというようなLINEが届きます。やりとりを進めると、その人はアシスタントで、投資の指導をしてくれる先生を紹介され、LINEグループへ招待されます。
そのLINEグループでは、投資の勉強や世界情勢や見通しについての解説などが行われていて、それ自体はとても勉強になりましたが、とあるときから、FXの取引指導をするということで、海外FXの取引所をつくるように進められます。そこで紹介されたのがVarna Tradeでした。
LINEグループには、Varna Tradeの日本の担当者が招待され、詳しくはその人に聞いて登録をと促され、コンタクトをとってみると、Varna Tradeに登録するにはふたつの方法があり、LINEで登録するか、WEBサイトから登録するか選べるといわれます。LINEで登録する場合は、LINEでパスポートなどの書類を提出するようです。LINEで一担当者に個人情報を共有するなんてことは普通ではありえません。
この時点で詐欺だと確信はしていましたが、もう少し調査をしてみることにしました。
このグループでは、毎日だいたい同じ時間に取引の指導が行われていました。取引の銘柄は日によって異なり、BTCだったりGOLDだったり様々でした。LINEグループで「今日の○時頃に取引指導をします」と事前告知があり、時間が近づくと、ロット数を計算するので、口座のスクリーンショットを先生と呼ばれる人に送るように言われます。
その後、「今から○○の銘柄を購入（売却）」などの指示がきて、数分から数十分で「利確してください」と連絡が来ます。
Varna Tradeを見ると、確かにその時間で取引をすれば利益になっているのですが、他の取引所のチャートなどを見ると、Varna Tradeのチャートは明らかに動きがおかしく、操作されているように見えました。また、毎日同じくらいの時間に都合よくチャンスがくるのもおかしいですよね。
LINEグループでは、参加者から数百万単位の入金報告が銀行のスクリーンショットで送られてきたり、毎日の利益が4桁ドルの結果報告のスクリーンショットが送られてきたり、集団心理で、自分も入金しないとやばい！というように思わせようとしているということが見て取れました。参加者の大多数はサクラなのだと思います。口調がおかしかったり、日本語が少しおかしいことがよくありました。
先生と呼ばれる人は、日本の状況をよくしたいといっていましたが、純粋に投資の指導をしたいのであれば、自分の周りの人間に広めればよいのであって、広告を出す必要性もメリットもないように思います。
詐欺だと確信しながら、調査をするために、身を呈して入金してみようかとも思いましたが、やめておきました。笑
私のケースでは投資の指導でしたが、自動売買のツールやコピートレードの場合もあるようなので注意してください。
海外FX取引 Varna Tradeのまとめ
海外FX取引 Varna Tradeは詐欺だと私は確信しています。もしそれでもどうしてもやってみたいという人は、まずはなくなってもいい小額を入金して、利益が出たらすぐに出金申請をするようにしましょう。そこで出金ができなければ詐欺確定です。もし出金できても、2回目も出金できる保証はないので、そこで安心しないようにしてくださいね。以前に1年以上問題なく出金できていた海外FXの業者がいきなり飛んだこともありますので、注意してください。もちろん取引はしないのが一番です！
オススメの海外FX取引所 XMTrading
私のオススメは日本で一番よく使用されているXMTradingです。全世界196ヶ国以上で350万人ものユーザーがいるそうです。
XMTradingのメリット
- 最大1000倍の高いレバレッジが使えるので、少ない資金でも大きな利益を狙える
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- 日本語サポートが充実しているので、困ったときにすぐに対応してもらえる
- スキャルピングや自動売買などの取引方法に制限がないので、自由に戦略を立てられる
XMTradingのデメリット
- スタンダード口座やマイクロ口座のスプレッドが広めに設定されているので、短期取引には不向きかもしれない
- ゼロ口座やKIWAMI極口座は入金ボーナスの対象外なので、ボーナスを重視する人には不満かもしれない
- 信託保全が不十分で、資金の安全性に疑問が残るかもしれない
- 出金方法が不十分で、利益の出金は海外送金のみで手数料がかかる
- 取引ツールが少なく、チャート分析やインジケーターなどの機能が限られている
- 使わないと口座が凍結される可能性がある
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